医師が転職をするということは、人生の中でも大きな転機になることは間違いありません。
そのため、とても慎重になるという方がほとんどでしょう。
そこで、医師が生涯で転職をする回数、そしてそのタイミングについて調べてみました。
転職をお考えの医師のみなさんは、ぜひ参考にしてみてください。
まず、医師の生涯における転職回数ですが、だいたい平均4回という数値になります。
4回と聞くと、意外と多いと感じる方も少なくないのではないでしょうか。
会社員でも4回の転職となるととても珍しいと言えます。
医師の場合、経験を積んで実力を身につけたあと、キャリアアップを目指して転職をするケースが多いです。
上昇志向のあらわれであると考えられます。
また、転職の際はエージェントなどを利用することが多いでしょう。
タイミングについては、だいたい30代から40代に多い傾向です。
この年代は上記のような実力が付く頃で、将来の医師像を模索し始めるケースが多くなります。
また、どのような医療機関に転職をしても実力があるため即戦力となりえることから、転職におけるその年代の需要も非常に高くなっているというのが一般的な見解です。
ただし、大学病院などの医局の場合はこの限りではありません。
卒後そのまま入局し、転職回数が一回もないという医師もたくさんいます。
その理由としては、大学病院は慢性的な医師不足に悩まされており、転職を引き留められることがあるためです。