医師が転職を考えるきっかけは少なくありません。
それが医局(大学病院)であればなおさらその可能性は高くなるでしょう。
では、その”きっかけ”について、さまざまな観点から事例をご紹介します。
・職場環境
医師不足でまともに休みが取れない、多忙すぎる、週の半分以上が当直といったことなどが該当します。
これから先も続けていくには職場環境はとても重要ですので、退局の大きなきっかけになってもおかしくないのです。
・給与体系
単純に仕事量に見合った給与が支払われない、医師としてキャリアアップをしているにも関わらず給与が上がる見込みがないなどが当てはまります。
給与は労働の対価として支払われるものですから、「給料が少ない」ということが退局理由であることは恥ずかしくありません。
・人間関係
同僚との人間関係が悪い、他の医師から一方的にライバル視されている、職場内いじめがある、というケースも。
そのような場合は改善の見込みも薄いですので、早々に手を切ることがおすすめです。
・医局とのしがらみ
医局は大学病院ゆえ特殊な環境にあり、すべての医師が上手くやっていけるとは限りません。
教授を目指していない、臨床を増やして医師として腕を上げたいという方には向かない職場と言えるでしょう。